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弁護士数藤雅彦が、映画の復元と保存に関するワークショップに登壇いたしました

弁護士数藤雅彦が、京都文化博物館にて開催された「第13回映画の復元と保存に関するワークショップ」に登壇して、「映画・映像のパブリック・ドメインについて」と題する講演を行いました。

具体的な講演内容としては、

  • 著作権の権利処理の全体像
  • パブリック・ドメイン全般について
  • 著作物の保護期間
  • 映画・映像の保護期間
  • 写真の保護期間
  • 旧著作権法における保護期間の特殊性
  • 戦時加算
  • 保護期間の計算に関するケース・スタディ
  • 映画の保護期間に関する主要判例(チャップリン事件、黒澤明事件、暁の脱走事件)
  • パブリック・ドメインの利用の限界
  • 著作者人格権、肖像権等の権利処理
  • 事実上のクレームと炎上をめぐる問題
  • 映像のリマスターに関する法的権利
  • パブリックドメインの権利表記
  • TPP11による保護期間への影響

などについてお話しました。

【2018年8月29日追記】
同ワークショップのアンケート集計結果が、下記のページで公表されました。

「第13回映画の復元と保存に関するワークショップ」アンケート集計結果

当講演も、「特に心に残った講義やセッション」にて掲載されています。