弁護士数藤雅彦が、株式会社新社会システム総合研究所主催のセミナー「映画製作と二次利用の権利処理実務 ~政策、ビジネスの基礎、製作委員会、配信等から今後の展望~」に登壇いたしました。
セミナーでは、以下の内容につき解説いたしました。
1.映画に関する著作権の基礎知識
(1) 著作権法の基礎知識
(2) 映画の著作物の特殊性
2.なぜ製作委員会なのか? ~資金調達スキームの比較
(1) 映画のビジネスモデル
(2) 資金調達スキーム
(3) クラウド・ファンディング
(4) 製作委員会と金融商品取引法
(5) 製作委員会契約
3.映画の制作・配給契約の注意点
(1) 契約全般に関する注意点
(2) 各種契約の共通チェックリスト
(3) オプション契約
(4) 原作利用契約
(5) 脚本制作契約
(6) 俳優との出演契約
(7) 監督契約
(8) 制作契約
(9) 配給・興行契約
(10) 音楽の利用
4.映画の二次利用契約の注意点
(1) ビデオグラム化契約
(2) テレビ放送
(3) インターネット配信契約
(4) 商品化(マーチャンダイジング)契約
(5) リメイク版製作契約
(6) 海外販売契約
5.権利侵害コンテンツへの対策と法整備の動向〜リーチサイトの対策を中心に
(1) 動画サイトへの対策
(2) 『君の名は。』侵害指摘Twitter
(3) 「はるか夢の趾」事件
(4) リーチサイトにおける著作権侵害該当性
(5) リーチサイトに関する法改正動向
6.これからの映画製作 ~内閣府による映画の振興施策を読み解く
(1) 「映画の振興施策に関する検討会議」報告書
(2) 知的財産推進計画2017
7.近時の法律問題
(1) ハリウッドのセクハラ問題
(2) JASRACの上映使用料徴収問題
(3) 制作会社等の倒産問題