2019/02/14
弁護士数藤雅彦が執筆した論文「発掘調査報告書のウェブ公開と文化財の3Dデータに関する著作権の諸問題」が、奈良文化財研究所(独立行政法人 国立文化財機構)発行の報告書『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用』に掲載されました。
本稿では、自治体の発掘調査報告書のインターネット公開と、文化財の3Dプリンタによるレプリカ製作を例に、著作権の権利処理フロー、写真の著作物性、職務著作の要件、地方公共団体の著作物の転載(著作権法32条2項)、3Dデータにおける著作権の有無等について解説しております。
論文は、奈良文化財研究所の学術情報リポジトリからのダウンロードも可能です。
https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/6882